【ドリーンブログ】天のタイミングを信頼する方法(前編)

LIGHT WORKS WEB Magazine:ドリーン・バーチュー ブログ(ディバインタイミング)

「何事にも天のタイミングがある」と信じることが困難なときがあります。あなたは祈りが聞き届けられるのを待っています。願いはいつか叶うと待ち続けています。そのうち、「私の祈りは本当に天に届いているのだろうか?」と疑問を抱くようになるのです。

 

ええ、あなたの祈りは間違いなく天に届いています。
けれども、あなたの願いが実現するまでには、多くの要素を考慮しないといけないのです。まず、他の人たちの自由意思を尊重しなくてはなりません。そして私たちも人生に不要なものを手放し、新しいものを迎え入れるスペースを空けなくてはなりません。また、自分が天からの贈り物を受け取るに十分価値のある人間だと、認めているかどうかも大切な要素です。

さらに天のタイミングの大事な条件は、あなたが今、受け取る準備ができている状態にあるのか、そして受け取ることで本当にあなたが幸せになれるのかどうかです。

また、祈りが叶うまでどれだけ辛抱強く待つことができるのか試されるときもあります。私がそのケースに該当したのですが、45年間祈り続けてやっと、夢見ていた自分の馬を手に入れました!

 

少女の頃から私は馬に夢中でした。いつも馬のことばかり考えていました。小さな馬のおもちゃを集めたり、両親に頼み込んで乗馬教室に通わせてもらったりしました。馬に関する本を探しては片端から読み、馬についての番組があればテレビに釘付けになっていました。

私の家庭は、住宅ローンを支払ったり、食料や車を購入できる位の収入はありましたが、娘の私に馬を与える余裕はありませんでした。ですから私は10才の頃、週末にアルバイトを始めることにしました。カリフォルニアのビスタにある、シェットランドポニーの牧場で働いたのです。
私の仕事は厩の掃除をしたり、ポニーたちに餌をやったり、ブラシをかけたりすることでした。アルバイトの特典として、私は去勢されたポニーに乗ることが許されました。こちらが当時の私の写真です。

 

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鞍を置かずにポニーに乗って丘を駆け巡るとき、私は最高に幸せでした。それは、馬と私だけの素晴らしい時間でした。私は心から自由を満喫し、馬との絆や自然との繋がりを感じました。乗馬をした日の夜は普段よりぐっすりと眠れました。一度も文句を言ったり心配したりしないで、私を牧場まで送り迎えしてくれた母には感謝しています!

10代の頃の私は相変わらず馬を愛し、乗馬を続けました。高校、そして大学に進学しながらも、牧場でのアルバイトを続けていましたが、それは私にとって仕事への心構えを学ぶ良い機会にもなりました。アルバイトの収入で自分のお気に入りの馬を借りて、世話をしたり、乗ったりすることもできたので、その馬が本当に自分の馬のように思えました。

後編へ続きます)

「Doreen Virtue | official Angel Therapy Web site」2015年11月10日掲載のブログ より

この記事の著者
著者:ドリーン・バーチュー

ドリーン・バーチュー

エンジェルオラクルカードシリーズの著者。カウンセリング心理学博士であり、50タイトル以上の著書とオラクルカードの制作に携わり、“エンジェル・レディ”というニックネームで知られています。オンラインで受講するセミナーやワークショップの他、世界各国でライブワークショップも多数開催の実績を持ちます。
現在は信仰上の理由により活動を制限していますが、過去に執筆した多数の名作が、現在も多くの人々の心の支えとなっています。