梅雨時に気を付けたいヘアケア

LIGHT WORKS WEB Magazine コラム:梅雨時のヘアケア

5月の後半ぐらいからじっとり湿気を感じる日も多くなってきます。この時期から特に気にしてケアしなきゃな、と思うのが髪。私は特にくせ毛、軟毛でコシのないいわゆる“猫っ毛”なので、湿度が高すぎると髪がペタンとなったり、逆に広がったりと思う通りにコントロールするのが難しくなります。

人の印象ってパーツじゃなくて全体のイメージなので、髪は印象を左右する大きなポイントになります。いつでもツヤツヤ髪の人はやはり素敵ですよね。今回は湿度高まる梅雨シーズンに向けて、気を付けたいヘアケアについてご紹介します。

 

うねり&まとまらない髪の原因は?

うねりや髪がまとまりにくい原因といえば、ずばり髪のダメージ。髪は傷むと表面を覆っているキューティクルが剥がれて、剥がれた部分から髪がパサパサに乾燥し水分が保持できなくなります。湿気の多い日はその乾燥したところから、水分を吸収してしまうので髪が広がったり、うねったりするんですね。

髪のダメージにはパーマやカラー、紫外線、ドライヤーの熱といった外的要因から、食生活や生活習慣などの内的要因と様々。ヘアケアもスキンケアと同じで、日々のケアを大切に。めざすべきは「キューティクルが整い、水分が保持できる髪」です。

 

ヘアドライの見直しを!

基本のシャンプーやトリートメント方法を見直すことも大切なのですが、今回はヘアドライにスポットをあててみたいと思います。私自身ヘアドライを見直しただけでずいぶん、髪の広がりやパサつきが軽減されたなという実感があります。

LIGHT WORKS WEB Magazine コラム:梅雨時のヘアケア

ヘアドライヤー選び

まずはドライヤー選びから。ここ数年で高機能なヘアドライヤーが各メーカーから発売されていますが、なかなかのお値段。一瞬躊躇してしまうかもしれませんが、やはり買う価値はあると思います!
私はパナソニックのヘアドライヤー(ナノケア)を愛用していますが、昨年発売されて話題になったダイソン(イギリスの家電メーカー)のヘアドライヤーも試してみたところ、風量は申し分なく、髪のまとまり感、ツヤ、手触りがすごく良くなったことを実感しました。髪が短いので悩んだ末購入には至りませんでしたが、ロングヘアであれば間違いなく買っていたと思います。もちろん高いからいい、と一概に言えないかもしれませんが、店頭など、もし試せるところがあれば一度試してみてくださいね。全然違うと思います!

ドライヤーは熱で髪にダメージを与えてしまうので、できるだけ「速乾」であることがまずチョイスの基本です。熱をあてる時間は少なければ少ないほどいいです。高機能ドライヤーであればそこへさらに、ミネラルやイオンなど髪に潤いを与えてくれるような機能がついていたりします。

 

基本のかけ方

ドライヤーの基本のかけ方は、まず髪の根本から乾かすこと。頭頂部は毛を立ちあげてふんわりさせるようなイメージです。前髪は左右から手ですきながらかけると、くせが強めでも落ち着きます。根本が乾いたら表面へ。表面や毛先はかならず上から下へ手と一緒に動かしながらかけてあげると、キューティクルが整ってきます。
9割~乾いたら、最後に冷風に切り替えて上から下へ。手で押さえながらキューティクルをきゅっととじるイメージで整えてあげましょう。丁寧なヘアドライで髪のまとまり感がぜんぜん違ってきます。

パサつきが気になる人は、ヘアドライの前後にアウトバストリートメントをしっかり揉みこむのも手。ハリやコシのない猫っ毛の人は、オイルタイプのものだとペタっとしてしまう場合もあるので(オイルにもよりますが)、エマルジョンタイプのものがおすすめです。さらに、外出先でもきちんと直したい人は、携帯用のヘアアイロンとトリートメントでケアをしてあげると、湿気に負けないヘアの完成です!ぜひ試してみてくださいね。

 

この記事の著者
著者:石見幸子プロフィール画像

Sachiko(さちこ)

フリーランスのWEBディレクター/ライター
美容、コスメ、ファッション、健康食品など女性向けサイトの制作や運営に多数たずさわる。興味を持ったことは何でもトライして、浅く広く楽しむタイプ。好きなものはお酒、食べること全般、旅、音楽、アート、読書、映画、ゲーム、ジム通い。